この間、ご紹介した「家なき子」についてのブログで、アニメ「家なき子」のラストシーンにじゃんけんがでてきましたね。一応、フランスにもじゃんけんはあります。
ですが、ちょっと日本とは違います。
フランスでのじゃんけんは、あくまでも子供の遊びです。日本では、何か物事を決めるときに、大人もじゃんけんをしますよね。
フランスでは、じゃんけんの代わりに、くじ引きをする事が多いようです。
くじ引きは、Tirer la courte pailleと言います。「短い藁を引く」という意味なので、短い藁を引いた人が当たりです。
そして、フランスのじゃんけんには、グー、チョキ、パーというじゃんけんだけでなく、グー、チョキ、パー、井戸(!)というのがあるんです。
フランス語だと、Pierre, feuille, ciseaux, puits. 石、紙、はさみ、そして井戸ですね。
井戸はどう使うのかというと。。。
井戸の中には、石もはさみも入ってしまいますが、紙は井戸に蓋をすることができます。なので、グーとチョキには勝つけれど、パーには負けるのが井戸なんです。
井戸の形は、「ずいずいずっころばし」の時のように、手を丸くして穴を作ります。
こちらがじゃんけんの動画です↓
残念ながら井戸は出てきませんが。。。
ご覧になって気づいた方も多いと思いますが、井戸に蓋をするために、パーの向きが下向きなんです。
ちょっと、じゃんけんについて調べたとろこ、国によっては、岩、紙、はさみ、マッチとか、小石、紙、はさみ、井戸、ロウソクなど、4種類、5種類もあるようですよ。
おもしろいですね。
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