


フランスのバルジャックという小さな村が、学校給食を全てオーガニックにするという試みを一年に渡っておいかけたジャン=ポール・ジョー監督のドキュメンタリーです。
フランスでは30万人を動員した話題の映画です。
原題は「Nos enfants nos accuseront」、 (子供達は私たちを告発するだろう)。
農薬、薬漬けの食料事情が次々と明るみにでて、衝撃的ですが、一方で、オーガニックの給食を、美味しそうに頬張る子供たちの姿が印象的です。
映画の中で、「citoyen」(民衆、市民)という言葉が出てきます。子供達が歌う歌の歌詞になっているのですが、フランス革命の精神が息づいていて面白いと思いました。
小さな一歩から大きなうねりを生み出し、権利を獲得していくことに誇りをもっているフランス人ならではですね。
問題提起とともに、お金の流れから仕組みを変えていこうとする姿勢も描かれていて、様々なことを指し示してくれる映画になっています。
農業をとりまく環境も状況も日本とは違うとは思いますが、学べることが多くあると思います。
次回作では、日本の合鴨農法を主題にしているとか。
楽しみですね。
お時間のある方は是非どうぞ。
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