バーバパパは、1970年に作られたフランスの絵本に出てくるキャラクターですが、その後、シリーズ化され、多くの言語で翻訳されました。
アニメーションにもなっているので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
このバーバパパ、フランス語だと、Barbapapaと書きます。実は、フランスでは綿あめのことを「Barbe à papa」と言うんです。「パパのひげ」ですね。バーバパパはここから来ています。色々な形に変われるバーバパパの変幻自在なキャラクターは、もくもく、ふわふわした綿菓子から生まれたんですね!

写真をご覧になって、気づいた方も多いと思いますが、フランスの綿あめにはピンクやブルーの色がついたものが売られているんです。だからバーバパパはピンク色なんですね。
ところで、バーバパパ、バーバママの子供達の名前は、日本語訳とフランス語では違うんですよ。

右から日本語だとバーバブラボー、バーバベル、バーバピカリ、バーバリブ、バーバララ、バーバモジャ、バーバズーが、フランス語だと、Barbidur, Barbabelle, Barbibul, Barbotine, Barbalala, Barbabouille, Barbidouです。
このフランス語の名前から、Barをちょっと、とって見ると面白いですよね。
たとえば、日本のバーバモジャは、フランスだとBarbabouilleですが、Barをとると、babouille。
フランス人はこの音で、barbouillerを連想します。barbouillerはべたべたと塗るとか落書きするという意味で、絵や彫刻が好きなバーバモジャにぴったりな名前ですよね。

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