この表現は、どういう時に使うかご存知ですか??
たとえば、「今、仕事がとても上手く行っている」とか、「恋人との関係がとても良い」とか、何かしら良い事を、口に出して言った後に使うそうなんです。
良いことを口に出してしまうと、それ聞をきつけて、悪いことがやってくるのを避けるための、一種の魔よけの呪文なんですね。
"Je touche du bois!"と言いながら、指をクロスさせ、木でできた机やイスなどを触るポリーヌをよく見かけます。意味は違いますが、日本の「エンガチョ」になんだか似ていますね。
今の良い状態がつづきますように!という事ですが、この話をみんなでしていたら、ニコラが一言。
「フランス人は、いつも悪いことばかり言っていて、良いことを言うのに慣れていないからね!」
ヤフーのニュース欄でもとりあげられていましたが、なにかと文句の多いフランス人、良いことを口にすると、不安になるんでしょうか???
toucher du bois という表現の起源は色々あるようです。
例えば、古代エジプトからきたとか、古代ペルシャからきたとか、キリストが磔になったのが、木の十字架だったので、木を触るということが、一種の祈りの形になったとか。。。

機会があったら、ぜひ使ってみて下さいね!
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