
日本でも、子供に名づけてはいけない名前というのがありますが、フランスにもあるようです。
フランスでは、ブランド名や商品名に、女性の名前がよく使われます。
たとえば、「Félix」(ネコのペットフード)、「Zala」(洋服)、「Nicolas」(ワイン)、「Cerise」(保険)など。。。
なので、例えば、自分の子供につけようと思っていた名前が、商品名になってしまうと、イメージが良くないので、つけるのをやめたりする親もいるようですね。
一方、法的に、商品名が名前になると、問題になるケースもあるようです。
例えば、「Zoé Renault」と言う名前。Renaultというのは、フランスでよくある苗字ですし、「Zoé」というのも、よくある女の子の名前です。ですが、みなさんもご存知のルノーには、Zoéと言う名前の車があります。
フランスの法律では、もし、苗字がブランドに関係ない場合は、商品名を名前につけて良いことになっています。なので、 Renault家に生まれた女の子には、「Zoé 」と言う名前がつけられないことになります。
その他にも、「Anne-Marie」 「Marie-Louise」などはOKですが、「Anne-Marie-Louise」になるとだめ。
また、ローマ字で表記できないのもダメ。
歴史上の人物で、イメージが悪いものもダメ(たとえば、ハンニバルとか)。
ですが、神話や聖書の中の人物なら、どんな人でもOK(たとえば、ユダJudasでも...)
おもしろいですね!
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