ある日、ポリーヌが風邪をひき、刻一刻と、みるみる症状が重くなり心配したのですが、翌日、ケロッとして、現れました。
聞いたところ、grogを飲んで、11時間ぐっすり眠ったら、すっかり良くなったとか。
「grogって何?」と聞くと、「ラム酒のお湯割に、はちみつを加えたもの」との答え。
ついでなので、ちょっと調べてみました。。。
大航海時代、樽に入れた水は藻が生えて飲めなくなるため、水の代わりにアルコールが支給されていました。ビールやブランデーなどから、次第にラム酒が飲まれるようになったそうです。
ところが、支給された数日分のラム酒を、一気に飲み干した船員がいたために、提督がラム酒を水で割って、配りました。これが船員達に不評で、そのイギリス人提督のあだ名、「Old Grog」から「Grog」と呼ばれるようになったそうです。
後に、壊血病を防ぐために、レモンを加え、ビタミンCが摂れるようにしたレシピが現れたとか。
フランス語のWikipediaだと、こうなっています↓
Le grog est une boisson faite de rhum mélangé à de l’eau chaude.
Ces deux éléments en constituent la base, et sont complétés de nos jours par quelques gouttes de jus de citron, mais aussi du sucre de canne, de la cannelle, du sirop de sucre liquide ou « gomme ». De par ses propriétés réchauffantes, et possédant quelques vitamines et apports énergétiques (sucre, jus de citron), il est couramment associé à un « remède de grand-mère » pour lutter contre les rhumes ou les coups de froid.
本来は、ラム酒のお湯割を指すようですが、今ではレモン汁や、砂糖、シナモンにガムシロップを加えたりするようです。ポリーヌのレシピはバリエーションの一つのようですね。
身体が温まる上に、ビタミンが含まれていて、砂糖がエネルギー補給に一役買うことから、「おばあちゃんの薬」として、風邪をひいた時によく飲まれるようですね。

みなさんも、風邪をひいたら、ぜひ「Grog」を試してみて下さいね!
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