この5作品はジャン・ピエール・レオ演じる「アントワール・ドワネル」が主人公のシリーズものです。
一作目は、トリュフォーの長編一作目となった「大人は判ってくれない」(1959年)です。トリュフォーの自伝的な色彩の濃い作品として知られていますが、この作品で、カンヌ映画祭の監督賞を受賞します。フランス語の題は「les quatre cents coups」で直訳すると「400回の殴打」。ラストシーンが印象的です。
2作目は、「アントワーヌとコレット」(1962年)です。この作品は、「20歳の恋」と題された、パリ、東京、ミュンヘン、ワルシャワの5つの都市を舞台にした、複数の監督によるオムニバス映画の中の一作品です。フランス編をトリュフォーが担当し、前作「大人は判ってくれない」から3年後という設定で作品が作られていて、31分という短編です。

3作目は、「夜霧の恋人たち」(1968年)です。原題は、「Baisers volés」。

4作目は、「家庭」(1970年)。原題は、「Domicile conjugal」。

最後の5作目は「逃げ去る恋」(1979年)です。原題は「L'amour en fuite」。
「大人は判ってくれない」から20年の歳月を経て、この作品は作られました。
回想シーンの子供時代と現在のシーンが同じ役者によって演じられた映像が使われているのも、20年間シリーズとして撮られた作品ならではで、他に例を見ない貴重な映像になっています。

この機会に、ジャン・ピエール・レオ、トリュフォー三昧はいかがですか?
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