2010年10月30日土曜日

バルビゾンからの贈り物展

バルビゾン派の作品と、その影響をうけた日本人画家の作品を取りあげた展覧会が府中市美術館で開催されています。会期は、11月23日まで。
今年は、府中市美術館開館10周年なんですね。

絵画に興味のある方は、ご存知だと思いますが、「バルビゾン派??」と言う方に、少しご説明を。。。

今では、気持ちの良い日にちょっとスケッチでもと言う感じで、野外で風景画を描くことは珍しくありませんが、19世紀までは、背景として描かれることはあっても、風景画だけを描くという事はありませんでした。
そんな中、パリでの政変や流行していたコレラから逃れるために、パリから60キロほど、フォンテーヌブローの森から10キロのところにある小さな村、バルビゾンに集まった画家たちが、風景や農民を主題にした作品を制作し、「バルビゾン派」(Ecole de Barbizon)と呼ばれるようになります。

バルビゾン派の画家として、よく知られているのが、コロー、ミレー、テオドール・ルソー、ドービニーなど。ミレーの「落穂拾い」や「晩鐘」、「種をまく人」は有名ですよね。
「種をまく人」は、岩波書店のマークにもなっています。
バルビゾンは、とても小さな村で、ミレーの家、ルソーの住居兼アトリエ、ガンヌの旅籠屋(Auberge Ganne)を改装した美術館があります。ガンヌとは、旅籠屋の主人で、お金が無かった画家たちを支え、
画家達は、代金の替わりに、この旅籠の扉や壁に絵を描きました。
 

今年は、5月1日から今年の暮れまで、ミレーの「晩鐘」(l'Angélus)誕生150年を祝っているようです。


そんな中での府中美術館展。ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

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Bonjour et bienvenue

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フランスにある一軒の家。暖かくて、入ったひとは、みんな幸せになります。
その家に、居心地のよいサロンを思い描いてみてください。
そのサロンに、赤いソファと、白いクッションを置いて下さい。
座って、リラックスし、音楽をかけて、微笑んでみてください。
コーヒーや紅茶を飲んだり、美味しいシャンパンを飲みながら、フランス語でおしゃべりしてください。
たくさん、笑ってください。
ほら、みなさんは、二つ目のサロンを見つけましたね!
みなさんは、お好きなだけ、サロンで過ごせるでしょう。
フランス語をリラックスしながら話し、議論しながら新しい言葉を身につけ、フランス語やフランス好きな人たちと出会って、
フランス人とおしゃべりする 楽しい時間が待っています。
エコール・サンパのサロンには、いつでもみなさんの居場所があります。
近いうちにお会いしましょう!