
先週、阿佐ヶ谷校のマンションの駐車場にタヌキが2匹も現れました!
杉並区にタヌキが繁殖しているという噂を耳にしていましたが、2匹も。。。
ということで、フランスでのタヌキのイメージはどんなものかと、フランス人の先生に尋ねてみました。それによると、タヌキには特にこれといったイメージがないらしく、強いて言えば、あまり賢くない、愚かものという感じだそうです。
タヌキといっても、フランスのタヌキは、blaireauと言い、いわゆる日本のタヌキとはちょっと違います。
写真はこちら→

一方、キツネは、東西変わらず、同じようなイメージがあるようで、昔から、多くの物語に登場しています。中でも、有名なのが、「Le Roman de Renard」 (狐物語)です。

12世紀から13世紀に北フランスで、キツネを主人公にした動物叙事詩が作られました。作者は一人ではなく、約30篇の作品からなっていて、これを全部あわせて、狐物語と言います。
この物語は、大人気となりました。そこで、主人公のキツネの名前、Renardが、もともとのキツネを意味する、goupieを凌駕し、17世紀末には、Renardという固有名詞が、キツネをあらわす普通名詞になりました。

物語の中には、「しっぽで釣り」、「ルナールとからすのティエスラン」、「ルナールと魚屋」などがあります。
日本でも「狐物語」として、岩波文庫から出版されていますので、ご興味のある方はどうぞ。
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